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『傍観者の時代』の時代
――このささやかな小文を敬愛するN・S氏に捧げる 怪物ヘンシュと子羊シェイファーの物語 「ナチスがヨーロッパを掌握できたのは、ナチスを支持する人が多かったからではない。ナチスに『断固反対』と言 […]
5月 18, 2016
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生きるためのドラッカー(スピーチ原稿)
生きるためのドラッカー ※下記の文章は、5月21日の第11回ドラッカー学会大会(明治大学)にて話す予定の草稿です。 はじめに 昨年はドラッカー学会も設立から10周年を迎え、春には東京大学、秋には帯広、ものつくり大学にて、 […]
5月 11, 2016
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新著フィードバック手帳の本
多くの方々のご尽力で、ようやく刊行させていただくことができました。 正直なところ、ビジネス書の編集はずいぶんやってきたのですが、自分が書く側になるとは思っていませんでした。生 […]
5月 11, 2016
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ホテル・カリフォルニア
イーグルス『ホテル・カリフォルニア』視聴は上画像をクリック カリフォルニア州クレアモント市はロサンゼルス中心から東へ約50キロに位置する閑静な住宅街である。 クレアモント大学院大学とい […]
5月 09, 2016
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魂は実在するか?
プラトンの『パイドン』(岩波文庫)を読んだ。感想を書くのだが、書評ではない。ただ感じたことのみである。 今までかくも著名な哲学者ながらも、まともに読んだことはなかった。しきいが高く感じていたし、あまりに […]
4月 12, 2016
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望楼守は泣いている
ゲーテ『ファウスト』二部の第五幕に登場するリュンケウスは、見ることを仰せつけられた神人である。世界をありのままに見ること、伝えることが彼の仕事だ。見ることはリュンケウスにとって生きることでもある。 リュンケ […]
4月 08, 2016
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【書評】専門家をめぐる考察
和田秀樹『学者は平気でウソをつく』新潮新書 時々、こんなふうに、ページを開くまでもなく主張したいことが分かってしまうタイトルの本がある。評者はそのような本が嫌いではない。わかっていてもつい手にとってしまう本こそがおそらく […]
4月 08, 2016
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「私は経済学者ではない」
ドラッカーは1950年代以降、経済問題についてもさかんに発言するようになります。わけても政策面での代表的な発言としては、イギリスのサッチャー政権にも影響を与えたとされる民営化への提言も含まれていました。 それでもなお、彼 […]
3月 11, 2016
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得体の知れぬロック詩人--ボブ・ディラン
ボブ・ディラン著/菅野ヘッケル訳『ボブ・ディラン自伝』ソフトバンクパブリッシング、1890円 「すごいことだよ、フォークナーがやっていることは。深い感情をことばにするのはむずかしい。『資本論』を書くほうが簡 […]
3月 09, 2016
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【書評】小林秀雄『人生について』
【脳を刺激する名文を】 小林秀雄『人生について』中公文庫 大学時代だったか、小林秀雄は意識してわかりにくく文章を書く人だなどとしたり顔に言う先輩がいて、以来小林秀雄は難しいものだと決め込んでしまったのだが、しばらく前に何 […]
3月 08, 2016
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