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【書評】橋本治『負けない力』
【「役に立つ」、「役に立たない」の間】 橋本治『負けない力』大和書房 「人間にとっての正しいあり方は、『勝とう』と考えるよりも、『負けない』と考えることだということです」――。 […]
11月 25, 2015
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ドラッカーのメディア論
『傍観者の時代』 ドラッカーには『傍観者の時代』と題する教養小説(ビルドゥングス・ロマン)があります。 そこでは彼が若き日に交流したさまざまな異能の持ち主たちの生態がいきいきと描かれています。 ドラッカーの作品のなかで、 […]
11月 18, 2015
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【訳詩】Still Crazy After All These Years (1975) by Paul Simon
Still Crazy After All These Years by Paul Simon 好きだよ どれほど時が流れても ポール・サイモン 訳 井坂康志 昔好きだった人に巡り会う 夕 […]
11月 02, 2015
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ポール・サイモン
ポール・サイモン『ライブ・ライミン』を聴きながら、今これを書いている。このアルバムを買ったのは20年以上も前のことだ。16から17になる歳の頃である。秋の日の肌寒い一日、僕は隣町に自転車を駆って、ひなびたCDショップで見 […]
10月 27, 2015
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ドラッカーの話法--マーケティング的発想
ドラッカーの話法--マーケティング的発想 「マーケティングの理想は、販売活動を不要にすることである」。 ドラッカーにこんな一節がある。 顧客創造の本質を語る至言としてよい。 では、顧客に対す […]
10月 07, 2015
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【書評】『一神教と国家――イスラーム、キリスト教、ユダヤ教』
【私たちが知らないもう一つの世界】 内田樹・中田考『一神教と国家――イスラーム、キリスト教、ユダヤ教』集英社新書 近年イスラム関連の諸国を遠因とする事件が国際ニュースのトップを飾ることが多い。 最近ではドイツに向かう […]
10月 06, 2015
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ジェイ・ルービン(ハーバード大学、村上春樹翻訳者)インタヴュー
著者以上にテクストに精通しうる存在がもしいるとしたら、それは翻訳者以外にないだろう。 一昨年、ワルシャワから鉄道でベルリンに向かうなか、ポズナンから乗り込んできた30過ぎの女性が、熱心に読んでいたのが村上のエッセイだった […]
10月 01, 2015
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「くよくよしないでね」(ディラン、訳詞)
Bob Dylan, Don’t Think Twice, It’s Alright 井坂康志訳 くよくよしないでね、これでいいんですあの椅子にもたれてとほうにくれるのはやめてください あなたはまだ知らないかもしれないけ […]
9月 17, 2015
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ブルースが聴こえる(音源あり)
出鱈目な時代をともに過ごした友人との思い出に捧げるブルース(即興演奏)。 一つはやや早く、もう一つはゆっくり。 音数は多いながらもギター一本、一発撮り。 Guitar & Vocal 井坂 […]
9月 13, 2015
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ビジネスは村上春樹に学べ
文学は役に立たないという見解ほど、人口に膾炙した謬見はない。 特に村上春樹の精密な人間観察は、深いマーケティング的洞察に満ちている。 先般村上春樹の世界的研究者ジェイ・ルービン氏 […]
9月 13, 2015
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