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魂は実在するか?
プラトンの『パイドン』(岩波文庫)を読んだ。感想を書くのだが、書評ではない。ただ感じたことのみである。 今までかくも著名な哲学者ながらも、まともに読んだことはなかった。しきいが高く感じていたし、あまりに […]
4月 12, 2016
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望楼守は泣いている
ゲーテ『ファウスト』二部の第五幕に登場するリュンケウスは、見ることを仰せつけられた神人である。世界をありのままに見ること、伝えることが彼の仕事だ。見ることはリュンケウスにとって生きることでもある。 リュンケ […]
4月 08, 2016
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【書評】専門家をめぐる考察
和田秀樹『学者は平気でウソをつく』新潮新書 時々、こんなふうに、ページを開くまでもなく主張したいことが分かってしまうタイトルの本がある。評者はそのような本が嫌いではない。わかっていてもつい手にとってしまう本こそがおそらく […]
4月 08, 2016
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