Category Archives: ドラッカー研究

  • IMG_1770 知識人とは何か
    知識人がなすべきことは、危機を普遍的なものととらえ、特定の人種なり民族なりがこうむった苦難を、人類全体にかかわるものとみなし、その苦難を、他の苦難の経験とむすびつけることである。 知識人が相対的な独立を維持するには、専門 […]
    4月 26, 2015 2012
  • 今読む価値のある言葉
    敵の強さを知るということ 敵と戦うためには、敵を知っていなければならない。これは正しい戦略の根本原則の一つである。敵を知るというのは、その欠点や弱点を知るのみでなく、またその強さをも知ることを意味している。われわれはみな […]
    4月 25, 2015 1750
  • bystander ドラッカーによる「悪」の考察
    人が悪の道具にされるとき ナチスの大量殺人者アイヒマンについての本の中で、ドイツ系アメリカ人の哲学者、故ハンナ・アーレント女史は、「悪の平凡さ」について書いた。だが、これほどに不適切な言葉はない。悪が平凡なことはありえな […]
    4月 21, 2015 3693
  • 無題 『ドラッカー 教養としてのマネジメント』
    【忘れられた思想経由を読む】   マチャレロ・リンクレター/阪井和男他訳『ドラッカー 教養としてのマネジメント』マグロウヒル・エデュケーション ドラッカーの発言が実にさまざまな領域で引用され、言及されているにも […]
    4月 10, 2015 2693
  • 無題 『グレートクリニックを創ろう!』
    【非営利組織に学ぶこと】 内藤孝司・梅岡比俊『グレートクリニックを創ろう!』中外医学社 「よく、『教育すればいい』と言われていますが、教育したとしても、人材そのものが悪いと、結局失敗してしまうというのが私の経験からはっき […]
    4月 08, 2015 1972
  • 「なにが」より「どのように」
      重要な点は、なにが考えられているかではなく、どのようにそれが考えられているかということである。 エーリッヒ・フロム/日高六郎訳『自由からの逃走』東京創元社
    4月 05, 2015 1429
  • 無題 観察は社会生態学者の武器
    【考え方と実践方法】 松波晴人『「行動観察」の基本』ダイヤモンド社 なにごとによらず、変化を見出すのに地道な観察ほど意味を持つものはない。にもかかわらず、観察ほどに忘れられがちなものはない。 考えてみれば、観察方法を教え […]
    4月 05, 2015 1564
  • 概説ドラッカー経営学(11)-レセプティブな知的姿勢
    レセプティブ思考①――ドラッカーの実践的姿勢 ドラッカーの知的姿勢を一言で言うならば、「レセプティブ」に集約される。受け入れる、レシーブする姿勢である。しなやかに、かつ柔軟に、現実に対して受容的なたたずまいを指す。 ビジ […]
    4月 04, 2015 6023
  • 概説ドラッカー経営学(10)-人と組織の見方
    組織の成長とマネジメント 誰もが組織で働くことを目的にして生まれてきたわけではない。組織で不協和が絶え間なく起こるのは、いまだ人間の側が組織の利用に習熟し切れていないためである。 よく聞く話である。数名ではじめた企業が成 […]
    4月 03, 2015 3078
  • 概説ドラッカー経営学(9)-リーダーシップ
    よい人間関係を持つこと いつの時代も、どこの組織でも、人間関係で頭を悩ませない人はいない。平安中期に書かれた清少納言の『枕草子』にも、人間関係の難しさが人生の煩いの最たるものと書かれているのがいかに普遍的な課題かを表して […]
    4月 03, 2015 4482
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