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自分が何をしたいかを知る
フィードバック分析は決して大げさなことではない。誰にでもできることだ。 ときに、人は慌ただしい毎日のなかで人生からの問いに耳を傾ける余裕を持てない。ヴィクトール・フランクルが言ったように、私たちが人生に何を求めるかと […]
2月 08, 2016
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日本画を観るドラッカー
ドラッカーの著作には、「回想」というストーリー手法で書かれたものがいくつかある。半自伝とされる『傍観者の時代』や「ある社会生態学者の回想」、『マネジメント』の「IBM物語」「P&G物語」などさまざまである。 […]
1月 18, 2016
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生きるためのフィードバック分析
「汝自身を知れ」――。 哲学の始めであり、終わりである。同時に、ドラッカーのセルフマネジメントの始めであり、終わりでもある。いわば究極目標だ。 というのも、私たちは日々自分という立派な宝箱を背負いながら、鍵がないばかりに […]
1月 14, 2016
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渋沢栄一とドラッカー
90年代以降、企業の社会的責任が産業上のトピックになりつつある。現在、CSR(企業の社会的責任)報告書を定期的に公にする企業も少なくはなく、社会の側も企業の持つ公共的な責任に敏感になってきている。何らかの不 […]
12月 14, 2015
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社会生態学者は回想する
「パン屋のリアリティはパンの中に存在するのであって、小麦粉の中にあるわけではない」(村上春樹)。 ドラッカーの著作には、「回想」というストーリー手法で書かれたものがいくつかある。半自伝とされる『傍観者の時代 […]
11月 26, 2015
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ドラッカーのメディア論
『傍観者の時代』 ドラッカーには『傍観者の時代』と題する教養小説(ビルドゥングス・ロマン)があります。 そこでは彼が若き日に交流したさまざまな異能の持ち主たちの生態がいきいきと描かれています。 ドラッカーの作品のなかで、 […]
11月 18, 2015
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ドラッカーの話法--マーケティング的発想
ドラッカーの話法--マーケティング的発想 「マーケティングの理想は、販売活動を不要にすることである」。 ドラッカーにこんな一節がある。 顧客創造の本質を語る至言としてよい。 では、顧客に対す […]
10月 07, 2015
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ジェイ・ルービン(ハーバード大学、村上春樹翻訳者)インタヴュー
著者以上にテクストに精通しうる存在がもしいるとしたら、それは翻訳者以外にないだろう。 一昨年、ワルシャワから鉄道でベルリンに向かうなか、ポズナンから乗り込んできた30過ぎの女性が、熱心に読んでいたのが村上のエッセイだった […]
10月 01, 2015
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ビジネスは村上春樹に学べ
文学は役に立たないという見解ほど、人口に膾炙した謬見はない。 特に村上春樹の精密な人間観察は、深いマーケティング的洞察に満ちている。 先般村上春樹の世界的研究者ジェイ・ルービン氏 […]
9月 13, 2015
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人は対話を必要とする
人は対話を必要とする。ドラッカーの言いたいことをあえて一言で言えばそういうことになる。 人間とは永遠に孤独な個であるとともに、社会的関係のなかで生きざるをえない。そこには窮極的に、絶対的に矛盾するもの同士を関係付け、融和 […]
9月 09, 2015
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