はじめに――「ドラッカー話法」の力をどう引き込むか
序章 ドラッカー自身が実際に活用していた三つの原則
■私がドラッカーに会ったとき
■なぜドラッカーは「ドラッカー話法」を選んだのか
■「断絶の時代」を生きる私たちに必須の考え方
■知識はどこにあるのか
Ⅰ 知識労働者「最強の武器」とは何か
1 ドラッカー話法の基本――学び続けるということ
■あなたは学び続けなければならない
■明日どう変わったか――感化力の秘密
■ドラッカー話法は知識の力を最大化させる
2 ドラッカー話法の急所――ささやかな「窓」を持つ
■見立てで本質を語る
■「窓」が思考を触発する
■好きなものを語る
■情報は便利とは限らない
3 ドラッカー話法の急所――「かたち」は本質を表す
■質はかたちに現れる
■「ありのままに見る」ための方法
■達人ゲーテに学ぶ
■人を目的として見る
■なぜ人はかたちに反応するのか
■見えない世界を味方にする方法
4 ドラッカー話法の急所――「ありふれた自分」で語る
■「ゆるさ」は資産
■共感と反感
■「本当はびんを製造する会社なのではないですか?」
■その話は何を教えてくれるか
■何を語らないか――聞き手にまかせる
■ロジカル・シンキングにできないこと
■聞き手に合わせた話し方
Ⅱ 「フィードバック」を対話に生かす方法
5 ドラッカー話法の急所――ひたすら耳を傾けよ
■聞けない人は話せない
■偽りのポジティブ思考
■雑談は対話の宝庫――いい話を分けてもらう
■無意識の悪習を絶つ
■相槌は最高のフィードバック
6 ドラッカー話法の急所――聞き手の目線で語る
■マーケティングの理想
■マインドフルネスとは何か
■「アウトサイド・イン」――他人の靴に足を入れてみる
■心のストライクゾーンを見極める
■目線は一期一会
■あなたは「聞く人」か「読む人」か
7 ドラッカー話法の急所――「問い」からはじめる
■「本当にそうなのでしょうか?」
■偉くなるほど世間は狭くなる
■意識の最深部にリーチする
■学習回路をオープンにする
■究極の問い――五つの質問
■フランクルの実存分析
8 ドラッカー話法の急所――自分自身をモニタリングせよ
■「汝自身を知れ」――フィードバック分析を使う
■対話とは何か
■セルフモニタリング
■遺書を書いてみる
■人生が私たちに何を求めるか
Ⅲ 「積極的受け身」を武器にする
9 ドラッカー話法の急所――受け入れることからはじめる
■なぜ心の壁をつくってしまうのか
■しゃべりすぎは人望を失う
■早口は天敵
■口を開く前に「ゆっくりと三つ数える」
10 ドラッカー話法の急所――沈思黙考する
■なぜうまく話せないか――言葉は熟成を要する
■「守りに強い言語」
■なぜドラッカーは「回想」したのか
■カフカと人形の話
■記憶の井戸にアクセスする
■ドラッカーの勇気――過去と向き合う
■頭脳と心を手放してはならない
11 ドラッカー話法の急所――内面にフォーカスする
■人こそ最高のコンテンツ
■強み以外は見てはいけない
■ドラッカーの勇気づけ――カウフマン青年の思い出
■批判力は役に立たない
■「すでに起こった未来」を使う
■積極的受け身
■成長型思考と固定型思考
12 ドラッカー話法の急所――聞き手の知性を信頼する
■聞き手は自分より賢い
■信頼しなければ信頼されない
■譲れない原点――顧客への敬意
■批判は想像力を削ぐ
終章 「語り口」は自己変革のはじめである
■ドラッカー話法は自己変革を促す
■学び中心の生活
■何をもって覚えられたいか
あとがき――「戦争と革命」の話法を超えて
ドラッカーに学ぶ話し方(全文、pdf)