書評『村上春樹は、むずかしい』(加藤典洋)

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そもそもが「〜離れ」という言い回し自体がものごとを一面的に、誤った光の当て方をしているだけのように思われることが少なくない。

「活字離れ」「文学離れ」などが典型であるが、私の見たところでは、逆である。むしろ世の中はいっそう文学的情緒に溢れているし、何より誰もが自分にふさわしい内面的な言語を必要としているように思われる・・・つづきを読む(pdf)